法政大学経営学部 ゼミの学生の訪問のご報告
10月1日、法政大学経営学部で企業の社会的責任をテーマに研究しているゼミの学生の訪問を受けました。JSAG側からは世界経済フォーラムの高橋さん、国際赤十字・赤新月社連盟の松本さん、ILOの茶谷さんが参加し、企業がいかに国際的課題に関わることができるかについて話しました。
高橋さんからは、影響力のある政治・経済のグローバルリーダー達が、世界経済フォーラムのプラットフォームを通じて、いかに課題を形成し、議論を重ね、アクションに結び付けているかについて説明がありました。松本さんからは、企業が赤十字の人道支援活動にどのように貢献しているか、各地の事例の紹介がありました。東日本大震災で日本企業が赤十字社を通じて被災者の支援にあたった例も取り上げられました。茶谷さんからは、発展途上国の人々の生活の安定と自立のために、企業が現地の人々の技能形成を通じて貢献できるとの話がありました。
参加した学生からは、国益・企業益にとらわれない中立な立場から影響力のある著名人を国際的課題にコミットさせる世界経済フォーラムの活動に感銘を受けたとの声が寄せられました。また、企業と赤十字の連携事例が参考になった、企業活動を通じた技能育成が持続可能な形で貧困削減につながることに気付いた等の感想を頂きました。
講師を務めた側からは、企業のグローバル・イシューへの取り組みついて関心のある学生の方々が、いつか企業活動・国際機関等を通じて貢献してくれることへの期待が表明されました。また、企業の国際的課題への取り組みが当たり前のことになるといいですね、等とのコメントがありました。
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