大学、学校からの学生等の国際機関での受入れについて
ジュネーブにある各国際機関での受入れ(オンラインセミナー、実地による訪問等)を希望される学校、大学等の担当者におかれましては、希望する趣旨・目的を明確にしたうえで、各機関の窓口へお問い合わせください。
なお、旅行代理店等、商業活動を目的とした営利団体からの依頼については、国際機関の理念上不適切であるため、原則として受け付けておりません。
代表的な機関の連絡先は次のとおりです。記載のない機関については、各機関のHPをご確認ください。
ジュネーブの国際機関等 |
連絡先 |
ITC |
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UNCTAD |
Ms. Monica MORRICA (monica.morrica@un.org), Communicatoin and External Relatoins, UNCTAD |
UNDP
GENEVA OFFICE |
General Inquiries Tel +41 22 917 85 36 Fax +41 22 917 80 01 Mailing address Palais des Nations, CH-1211
Geneva 10 Street address 11-13 chemin des Anémones, «
Maison internationale de l'environnement » 1219
Châtelaine, Geneva https://www.europe.undp.org/content/geneva/en/home/operations/contact_us.html |
UNHCR |
UNHCR’s Visitor Center (visitors@unhcr.org) |
UNOG |
Visitors service e-mail: visit-gva@un.org web site: https://www.ungeneva.org/en/practical-information/visitors |
UN-OHCHR |
General inquiries: Telephone: +41 22 917 9220 Email: InfoDesk@ohchr.org |
WHO |
Ms. VAN DER WAL, Dorine Q. |
WIPO |
Visitors service e-mail: visits@wipo.int |
INTERNATIONAL
FEDERATION OF RED CROSS AND RED CRESCENT SOCIETIES (IFRC) |
Secretariat Reception <secretariat.reception@ifrc.org> |
前JSAG会長高木善幸氏への在外公館長表彰
現JSAG会長上岡惠子
前JSAG会長高木善幸氏からJSAGへ
2003年6月のエヴィアンで行われたサミットに当時の小泉首相が出席されましたが、その折に、ジュネーブ代表部の取り計らいで、国連で勤務する邦人職員と首相との懇談会が設けられました。これをきっかけに、ジュネーブで働く邦人国連職員の横断的な親睦組織としてスタートしたのがJSAGでした。
当時は、中国がWTOに加入して間もなくで、その後、ジュネーブコンセンサスと呼ばれ、グローバリゼーションを更に深化させるための政策協調を推進しなくてはいけないとの一般的合意のもとで、国際機関の役割が強調され、日本としても一層の貢献を国際社会に行おうとしていた時代でした。日本でも、国際機関に勤務してみようかという人が増え始めていたように思います。私も、このころから、世界各地から国連への応募の照会を日本人から受けるようになりました。一方、ジュネーブでも、複数の国際機関をまたいで、ポストを探すキャリア志向の方々が出てきました。
親睦会のようなイベントは、JSAGが全く知られていない当初は、知名度を上げるためには役立ちましたが、もう少し、就職活動に役立つような活動も必要との指摘を受けて、JSAGの活動も、変わってきました。そこで、いろいろな国際機関で勤務している方々からのお話を伺ったり、日本から出張でこられた高官の講演会などを行ったりしました。このころの苦労話としては、国際機関やジュネーブ代表部の会議室を借りることには、セキュリティーなど諸般の事情から躊躇があって、憚られました。場所の確保のために、近隣の公民館のようなところを借りたりして、転々としました。今は、講演会は、オンラインで制約なくできるので、このような問題はなさそうです。
講演会の内容は、いつもハイレベルなので、知的刺激がありました。ジュネーブには多くの機関があり、会員同士の啓発も、専門分野が違うため、関心も高まりました。ちょっと専門的すぎるかなあと思ったテーマでも、案外、同じような国際機関共通の課題が指摘されて、知恵を出し合うことが役に立ったケースもありました。JSAGのOBになってから、講師で来てもらった滝澤前会長のような末永いサポーターとして貢献いただいている方に支えられ、いろいろな世代の会員が交流できたのもよかったと思います。
最近の優先課題は、ウェブサイトやSNSでのJSAGのプレゼンスを高めることでした。若い世代の会員が率先してマルチメディアを活用してくれたので、モメンタムも維持できているように思います。
肩の凝らない、役に立つ、長続きする会となるよう陰ながら応援しています。
横浜薬科大学のオンラインでのWHO訪問
2020年11月24日(火)、国際機関における活動や医療英語、邦人職員の国連での経験を学ぶこと等を目的として、横浜薬科大学の学生・教職員等約40名が、オンラインでWHOを訪問しました。
約1時間半のセッションでは、モデレーターを後藤貴浩テクニカルオフィサーが務め、まず前半に、WHO
Briefing CentreのDorine
van der Wal担当官より、WHO組織、公衆衛生、メンタルヘルス、たばこ規制枠組条約、緊急事態への対応、また、ACT
Accelerator等のCOVID-19対策といった、WHOの活動について、英語で説明や質疑応答がなされました。
次に、邦人職員である井澤有里絵テクニカルオフィサーより、職務経験として、地理情報システム(GIS)を活用したコレラ対策(ナイジェリア)やエボラ出血熱対策(コンゴ民主共和国)について、また、陣内由佳テクニカルオフィサーより、UNボランティアや外務省の邦人若手職員派遣制度(JPO)等について、日本語で説明がなされました。
グローバル国連日本人職員会Newsletter「コロナ下のジュネーヴ」
JSAG会長就任にあたって―上岡恵子氏
JSAG会長退任にあたって―高木善幸氏
2018年春より、現在顧問をしていただいている國井様から引き継いで、2年間、2度めのJSAG会長を務めました高木です。期間中、皆様のご支援を賜り、いろいろな充実したプログラムと新しい活動を行うことができて、とても良かったと思います。会員の皆様も満足されていることを願います。これもひとえに、多くの幹事さんの尽力と創意のおかげです。講師などで色々な知見を共有していただいた有識者やOBやOGの方々にも感謝申し上げます。私の任期中、幹事代表を務めていただき、幹事の方々の提案の取りまとめや、代表部を含む関係各所との調整をしていただいた、2018年度の幹事代表の辻田岳さん(IFRC)、2019年度の浅海誠さん(ILO)、和氣未奈さん(ILO)には、大変お世話になり、この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。