2026年7月22日 「JSAG夏のネットワーク会」開催報告
2026年7月22日(水曜日)、ジュネーブ国際機関日本人職員会(JSAG)は、会場を国連のプライベートビーチにある「国連ポート・レストラン&ビーチ・クラブ(UN Port Restaurant & Beach Club)」において恒例の「夏のネットワーク会」を開催しました。
例年に増して暑さの厳しかった今年の夏のジュネーブですが、この日はとてもマイルドで、それぞれ飲み物を片手にアフターワークの時間で集まったメンバーは総勢24名。今回、JSAGの会員登録とメーリングリストを刷新したことにより、直前のご案内になったにもかかわらず、いままで案内が届いていなかった方たちも加わって、にぎやかで楽しい、憩いのひと時となりました。
せっかくのビーチなのでと、SUPを借りて湖に向かったメンバーもいれば、豊富な話題に歓談は尽きず、DJが流す音楽やバンドの演奏や歌声が聴こえるなか、いつしか日もどっぷりと日は沈み、夜空に輝く月の下、22時近くまで多くが残って語らいを楽しみました。
2026年6月1日「新任JPO等に対するオリエンテーション及び国際機関日本人職員ネットワーキング・意見交換」の開催
2026年6月1日(月曜日)、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部(以下「代表部」)において、JSAGと代表部との共催により、「新任JPO等に対するオリエンテーション及び国際機関日本人職員ネットワーキング・意見交換」が実施され、約20名が対面参加されました。
本企画は、当地の国際機関に新たに着任したJPO(Junior Professional Officer)及び日本人職員が円滑に勤務を開始できるよう、昨年度に引き続き、JSAGと代表部の共催により実施されたものです。
はじめに、星野JSAG会長より、開催趣旨や新任者に対するメッセージを交えた挨拶があり、続いて代表部にて国際機関日本人職員及びJPOの支援を担当する山田書記官より、代表部の業務内容や当地国際機関日本人職員の活躍状況等について説明が行われました。
その後、当地の国際機関において活躍されているUNITARのペロナ晶子氏、Global Fundの坂田裕太郎氏(いずれもJPO出身)を講演者に迎えて、国際機関で勤務する上で必要とされるスキルや行動、ポスト獲得に向けたアドバイス等に関し、ご自身の経験に基づきご講演いただきました。
参加者からは、国際機関を取り巻く環境が大きく変化している中、国際機関で勤務し続けるために取り組むべきこと、心構えなどに関して積極的に質問が寄せられ、充実した意見交換が行われました。
▲星野会長による開会挨拶
▲国際機関日本人職員による講演
ジュネーブ国際機関日本人職員会(JSAG)メーリングリストの刷新について
いつもJSAGの活動にご参加いただき、誠にありがとうございます。
ジュネーブ国際機関日本人職員会(Japanese Staff Association of International Organizations in Geneva、略称JSAG)は、会員相互の交流・親睦、並びに、他の地域の国際機関日本人職員会および関係諸団体等との連携・協力を図ることを目的に、当地ジュネーブにおいて20年以上の活動を続けております。
さて、今般、同会の運営委員会としては、長らくアップデートのできていなかった会員情報を刷新することを決定し、新たなメーリングリストを通じて会員間の連絡をより取りやすくすることといたしました。
つきましては、現行の会員の皆さまも、そしてこの機会に本会にご入会いただく皆さまも、下のリンクより、ご登録いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
新システムの運用開始に伴い、これまでのメーリングリスト登録情報は自動的に移行されません。なお、ご提供いただきました会員情報は、本会の運営上以外に使用することはございません。
当地の国際機関等で御活躍の皆さまに一人でも多くご参加いただけますよう願っています。よろしくお願いいたします。
ジュネーブ国際機関日本人職員会会長 星野俊也
2026年5月吉日
2025年12月3日 「2025年度JSAG総会及び懇親会」開催報告
2025年12月3日(水曜日)にジュネーブ国際機関日本人職員会(JSAG)は、2025年度総会を開催しました。当日は、今年度の活動報告や会計報告に加え、幹事の交代などに伴う役割分担など運営体制の確認も行われ、昨年にも増して活発に活動が展開された一年であったことが共有されました。
また、来年度の活動に向けた意見交換では、国連や国際機関での業務に役立つノウハウに関する勉強会の開催やさまざまな見学ツアーなどのアクティビティーの実施、ジュネーブでの生活情報を扱うセッションの新設、新任職員やJPO向けのオリエンテーションやネットワーク会の充実など、多くの建設的な提案が寄せられました。来年度も引き続き、ジュネーブ国際機関で働く日本人職員の皆さまのワーク面に役立ち、ライフ面では楽しめる活動を進めていくことが確認されました。
総会後、都合のついたメンバーはレマン湖畔にあるジュネーブ市民の憩いの場「バン・デ・パキ」の軽食堂でイチ押しメニューのチーズ・フォンデュを囲んでの懇親会を開催。ゆく年を振り返りつつ、日々の生活の楽しみや苦労、仕事の近況などを語り合い、和やかな雰囲気の中で交流を深める貴重なひとときとなりました。
2025年9月28日 「JCG日本祭り交流会」開催報告
2025年9月28日(日曜日)、ジュネーブ日本倶楽部(JCG)がカルージュ市の協力を得て毎年、同市のサルデーニュ広場で開催する「日本祭り」に星野俊也JSAG会長が参加し、お祭りのために来場したJSAG会員や国際機関職員の皆さまと交流をする会が開催されました。
今回で12回目となった「日本祭り」は、例年に増して盛りだくさんのステージプログラムにグルメ広場、和のクラフト&アートに子ども広場、そして企業プロモーションで来場者を迎えており、暑いくらいの好天にも恵まれ、とても楽しく盛況な一日でした。そうしたなか、「交流会」といっても、肩肘を張ったものではなく、星野会長が14時30分から15時30分までをコアタイムに会場内の大テント前の一角に陣取り、来場された会員の皆さまと気軽に懇談するという時間でした。
当日は、JCGの日本祭り実行委員でもあるJSAGの川﨑弥智都幹事(ICRC)はステージでジュネーブお歌の会の「日本の歌」合唱コンサートの後は書道体験コーナーを切り盛りするなど大活躍。会長も会場においでになられた在ジュネーブ国際機関代表部の萩野明之公使(在ジュネーブ領事事務所長)や会員の皆さまと近況や情報の交換ができ、また、JSAGにまだご登録をいただいていてない国際機関職員の方々には当会のご紹介もさせていただくなど、よい機会となりました。
2025年9月25日 「ローマ国際機関日本人職員会との交流」報告
2025年9月25日(木曜日)、ミッションでローマを訪問した星野俊也JSAG会長は、滞在中にローマ国際機関日本人職員会の定例アペロが開催されることを金丸秀樹同会会長よりご案内いただき、終業後、国連食糧農業機関(FAO)近くのバールでワインを片手にご参加の皆さまと親しく懇談をさせていただきました。ローマらしくFAOなど食糧関係の国際機関のみならずICCROM(文化財の保存及び修復の研究のための国際センター)でご活躍のスタッフに加え、在イタリア日本国大使館が兼轄する在ローマ国際機関日本政府代表部の新藤光明公使参事官らも参加され、涼やかな夕べのひと時を過ごしました。
ローマの職員会ではほぼ毎月、定例でアペロを開催し、場所だけ決めておいて事前に出欠確認はすることなく、お店に到着した方から順次席をしていくという、きわめてざっくばらんなスタイル。去る7月のグローバル勉強会を傍聴し、私の議論をでお聞きくださっていた方々もいて、国連・国際機関を取り巻く政治・財政状況が厳しいなかとはいえ、だからこそ日本の存在感を高めることはできないか、日本人職員がいっそう活躍する機会をつくるにはどうしたらよいかといった私の関心事項も含め、楽しくも中身の濃いお話ができました。ご歓待くださった在ローマの同僚各位にこの場を借りて改めて御礼を申し上げます。
2025年7月23日 「グローバル勉強会」開催報告
2025年7月23日(水曜日)、JSAGはニューヨークの国際機関日本人職員会と連携し、国連職員である「あなたは国連を通じて世界を変えられるのか」をテーマにグローバル勉強会を開催しました。JSAGからは星野俊也会長(国連システム合同監査団)が問題提起をし、ニューヨークの羽田鯉生会長(国連人権高等弁務官事務所)がそれにコメントをし、さらに世界各地の日本人職員会の皆さまとの間で質疑応答や意見交換が進み、チャタムハウス・ルールの下、活発な議論が行われました。
私たちの多くの職場である国連は、今日、おそらく創設以来最も劇的かつ急激な機構と活動の見直し、特に予算の大幅カットによる人員整理を含む組織の再編を余儀なくされています。そうしたなか、グテーレス事務総長は本年3月に「UN80イニシアティブ」として組織の効率化とマンデートの整理とプログラムのリアラインメントの3つを柱とする改革に大きく乗り出しました。「コンフィデンシャル」とされつつリークされた資料(“UN80 structural changes and programmatic realignment”)では、国連システム内の組織の合併や再編に関してタスクフォースが検討していると思われる提案の一端が見出されました。勉強会の直前には国連総会で本イニシアティブに関するロシア提案の決議がコンセンサスで採択され、「変化する世界にペースを合わせ、国連を強化する事務総長の努力を歓迎」するとのことですが、加盟国にもいろいろな意見があります。また、コストの高いニューヨークやジュネーブから世界の他の地域への活動拠点の移転や分散なども急速に動き始めました。
国連改革は、国連総会では「国連システムの強化(Strengthening of the United Nations system)」という議題で議論されます。ですが、この波乱の時期、国連職員の職場であるそれぞれの機関で進められる改革が性急で目先の結果ばかりを追いかけ、みせかけの取組に終始するようでは、国連をむしろ「弱体化」させ、職員の働き甲斐やウェルビーイングにも無用な影響を及ぼしかねません。私たち国際公務員は、国連機関が実施する活動や政策のプロとして、適切な改革を通じ、国連のそれぞれの機関が世界にとって不可欠なマンデートをしっかりと果たし、よりよい未来にバトンを渡せるか、しっかりと見極める必要があります。近年は日本の人々の間では国連への失望感は大きく、それ以前に全般的に内向きで、国際協力に後ろ向きとなっている国内事情もありますので、どうやって国連への適切な理解を深めるかも課題となっています。
勉強会への事前登録は世界各地から優に100名を超え、当日はさまざまなタイムゾーンの会員が80名以上参加するセッションとなりましたが、それはそれだけ各地で会員の皆さまが事態を深刻に受け止めていることの現れでもありますので、今後も情報交換や分析、提案などを続けていけたらと願っています。