「国際機関への就職について」説明会を開催しました
日本での就職活動と異なり、国際機関へはどのようにすれば就職できるのか分かりにくいのが実情です。そこで、国際機関への就職を視野に入れる日本人留学生に情報提供し、進路選択や就職活動を側面的に支援することを目的に、JSAGは2015年11月20日にILOジュネーブ本部にて、国際機関への就職についての説明会を開催しました。
ジュネーブで留学中の修士課程の学生を中心に16名が参加した説明会では、まず国際機関に正職員として採用されるまでのステップ、契約の種類、および具体的に取り組むべきこと(例:インターンシップ、JPO派遣制度への応募、語学力の強化等)等についてILOの茶谷さんに話してもらいました。また、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の紅谷書記官からはJPO派遣制度について説明して頂いたほか、ILOで採用を担当されている伊藤さんからは、国際機関のポストに応募する際の履歴書やカバーレターの書き方について解説して頂きました。
国連事務局ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)に合格し、ニューヨーク国連本部勤務を経て、国連人権高等弁務官事務所に勤務されている長谷川さんからは、YPP試験受験のコツを話して頂きました。また、仕事と育児の両立に奮闘されているWHOの湊さんからは、両立を支援する職場の制度の説明と、困難でもあきらめずに前向きに取り組むことについて力強いメッセージを頂きました。
参加者からは、国際機関で採用されるまでの具体的な道筋が分かってよかった、卒業後の進路について参考になった、自分が志望する機関の職員からもこのような説明会で話を聞きたかった等の声が寄せられました。JSAGは今後も、国際機関を通じて様々な問題の解決に寄与することを希望する学生の方々に役立つよう、多くの国際機関の邦人職員の協力を得て、セミナーや情報提供等を、行いたいと思います。
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