ネルソン・マンデラの日(7月18日)
UNICEF
民間資金調達・連携部
プログラムマネージャー
伏見 暁洋
7月18日はネルソン・マンデラの日です。これは、2009年に国連が制定した国際デーの1つで(http://www.un.org/en/events/mandeladay/)、1918年のこの日、南アフリカ共和国の政治家で元大統領のネルソン・マンデラ氏が生まれました。
マンデラ氏は、反アパルトヘイト運動を主導したことにより反逆罪で逮捕され、27年間に渡り刑務所に収容されました。1990年に釈放された後、アフリカ民族会議(ANC)の議長として、アパルトヘイトを撤廃する方向へと南アフリカを導いた功績によって、当時のデクラーク大統領と共に1993年ノーベル平和賞を受賞。1994年の全人種参加選挙に勝利し大統領に就任してからは、民族和解・協調政策を進め、経済政策として復興開発計画を実施しました。1997年にANC議長の座を当時のムベキ副大統領に譲った後、1999年に政界を引退。その後も高い人気を誇り、自身の財団を通じて社会貢献の分野でリーダーシップを発揮しました。2013年12月5日、ヨハネスブルグの自宅で死去(95歳没)しますが、マンデラ氏のビジョンや人生の道のりは、今でも多くの人にインスピレーションを与え続けています(https://www.youtube.com/watch?v=jgQBoXsxr8w)。
この7月18日のマンデラ・デーでは、氏がアパルトヘイト政策と闘った「67年」を記念し、世界中の人々に対して、誰かの幸せのために少なくとも「67分」の時間を費やすことを提案しています(http://www.mandeladay.com/)。貢献はどんな形でもいいのですが、教育と識字、食糧の安全保障、シェルターとインフラ、サービスとボランティア活動といった分野が特に奨励されています。
マンデラ氏は子どもたちとその教育について、以下のようなメッセージを残しています。
「子どもについて」
- Each of us, as citizens, have a role to play in creating a better world for our children.
- History will judge us by the difference we make in the everyday lives of children.
- The true character of a society is revealed in how it treats its children.
「教育について」
- Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.
- As you are undoubtedly aware, educating ALL of our children, must be one of our urgent priorities.
- It is not beyond our power to create a world in which all children have access to a good education. Those who do not believe this have small imaginations.
- No child in Africa, and in fact anywhere in the world, should be denied education. I know that we can reach this goal.
こうしたマンデラ氏の理念に共感したUNICEFは、ネルソン・マンデラ財団(https://www.nelsonmandela.org/)とネルソン・マンデラ教育・農村開発研究所(http://www.mandelainstitute.org.za/index.php)、そして他のパートナーと共に、 “Schools for Africa”(http://www.schoolsforafrica.org/)というイニシアティヴを2005年に立ち上げました(http://www.unicef.org/media/media_69646.html;http://www.unicef.org/infobycountry/southafrica_69771.html)。その目的は、サハラ以南アフリカ諸国の教育分野における課題や可能性について情報発信をすると同時に、各国政府の教育政策の策定とその実施を支援するために、世界中の民間セクターから資金協力を募ることです。過去10年間で、日本を含む26カ国から毎年約2000万USドル(約20-25億円、3分の2は企業から)の資金協力を得て、Schools for Africaは現在フェーズ3(2014-2017)に入り、13カ国(アンゴラ、エチオピア、ギニアビサウ、シエラレオネ、ジンバブエ、ニジェール、ブルキナファソ、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ、モザンビーク、ルワンダ)の教育プログラムをサポートしています(例:https://www2.unicef.or.jp/jcuApp/entry/ms_saf.jsp)。
マンデラ財団や他のパートナーとの会合。
マンデラ氏の故郷、東ケープ州のQunuにて。
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